京都会議に出席してきました
1月23日~25日の間、京都国際会館にて開催された公益社団法人日本青年会議所京都会議に出席して来ました。
この京都会議は1966年11月に当時の皇太子殿下御夫妻の御臨席を仰いで盛大に挙行されたJCI世界会議とその翌年1967年1月に行われた社団法人日本青年会議所通常総会に起因する会議です。
この会議では公益社団法人日本青年会議所役員、各地青年会議所理事長が出席しての各会議の他、公益社団法人日本青年会議所が運動方針や活動ノウハウ等を直接全国の青年会議所メンバーに伝えるためのセミナー等が開催されます。
1月23日に開会式が行われました。
太宰府天満宮権宮司であり、公益社団法人日本青年会議所 総務委員会委員長である、西高辻信宏君により成功祈願祭が執り行われました。
1月23、24日には公益社団法人日本青年会議所の各会議、委員会等が開催されました。
こちらは高橋理事長が出席された北陸信越地区協議会会員会議所会議になります。
1月24日には国際会館にてセミナー、フォーラム、各地青年会議所理事長による総会が開催されました。
日本再興フォーラム ~底知れぬ力、今こそ日本再興のとき~
全国8万の神宮・神社を包括する神社本庁の総長を勤められております石清水八幡宮宮司 田中恆清氏を講師にお招きし、世界に誇れる日本人の精神性や万世一系世界最古の自然国家である日本が持つ潜在的な力についてお話いただきました。
その中で、時間の永遠の流れのうちに中心点として存在する今という「中今」という神道の歴史観や、何かを成して終わりなのではなく、その成長する様を見届ける、或いは将来を見越して事を為すという価値観を象徴する「樹を植える文化」について語られました。
地域再興フォーラム ~地域再興戦略2020 未来への扉を開けろ!~
国務大臣 地方創生・国家戦略特別区担当大臣の石破茂氏を講師としてお招きし、国が考える地方創生の方向性や政策をご講演いただきました。
石破大臣は講演の中で「最もしてはいけないことは、現代の「ツケ」を後世の人たちに後回しにすることである。消費税増税は延期されたが、これが負担の逃避となって、後世へのツケ回しとなってはいけない。そのためには日本経済の8割を支える地方経済を活性化させる必要がある。そのためにも地方創生は成し遂げられなくてはいけない。今までも所得倍増計画や列島改造論など、さまざまな全国的改革論が語られたが、これらには「これを逃したら、もう後は無い」というほどの危機感は無かった。しかし、地方創生は違う。今回成し遂げられなければ日本は沈没する。」と、地方創生の意義とその覚悟が語られました。
公益社団法人日本青年会議所第147回総会
全国の理事長が集まり、2015年度予算や、新設された一般社団法人北名古屋青年会議所の紹介、主要事業の紹介など各種報告がなされました。
最終日の25日には新年式典が開催されました。
公益社団法人日本青年会議所 第64代会頭 柴田 剛介君より、所信表明が執り行われ
『核心の追求 すべては未来を生きる人のために ~文化と文明が生み出す「底知れぬ力」による日本再興~』の基本理念の下
・地方分権推進
・交流人口拡大
・歴史教育改革
3つの戦略とともに今年の日本青年会議所が進むべき方針が伝えられ、新年式典は閉幕となりました。