私は入会する前はまちのことに関心はなく社業、家庭、趣味と何気ない日常を過ごしていました。子供たちが大きくなるにつれ、何気なく過ごしている自分が誇れる父親になれているだろうかと考えるようになりました。このまま日常を過ごして年を重ねるよりまちのため、人のために真剣に取り組んでいる姿勢を見せ続けることが誇れる父親に近づくのではないかと考え入会を決意しました。入会して不慣れなことも多い中、2年目に副委員長という役職に就かせていただきました。小千谷市社会福祉協議会様との連携を深める事業や7月納涼例会、65周年記念式典・事業などの設えや準備、委員会活動などで委員長をサポートさせていただきました。副委員長として特に周年式典に向けてメンバー全員の士気を高めることを目的に積極的に声がけや他青年会議所のメンバーと交流を図りました。活動を続けていくうちに、青年会議所を通して人のため、まちのためにと考えられるようになり自分自身の成長と自信につながりました。私が真剣に活動している姿を見て家族や周りの人が認めてくれて応援してくれるようになりました。このようにまちに関心を持てたこと、実際にまちのために活動していく経験は入会しなければ得られなかったものです。
私の入会当時は在籍人数が33人でしたが、本年度は25人のスタートとなり会員数は全盛期の半数以下と会員数減少の問題に直面しています。さらにこの先5年間で現在の在籍メンバーから半数以上が卒業してしまう現状にあります。会員数が減少すると今まで青年会議所活動に尽力してきた先輩方のように従来の規模で事業を展開することや、まちの未来に心を砕き率先して行動する精神と個々の魅力を発信していくことが困難になっていきます。明るい豊かな社会を築き上げるためにもこれらの事実を自覚し、メンバー一人ひとりが危機感を持ち継続して活動に臨む必要があると考えます。
メンバー一丸となり、個々の魅力と小千谷青年会議所の魅力を発信し続け青年会議所活動を通し明るい豊かな社会を築き上げる姿勢に共感してもらい、より良いイメージをもった方々が共に活動できる組織となれるよう邁進してまいりますので1年間何卒よろしくお願いいたします。
【事業計画】
1.全員の魅力で引き寄せる会員拡大
2.小千谷青年会議所の活動と理解を広める活動①(奉仕活動の実施)
3.小千谷青年会議所の活動と理解を広める活動②(交流会の実施)
4.2月士気向上例会
5.9月アカデミーオリエンテーションの企画設営
6.11月成長(変化)と感謝を伝える事業