サマーコンファレンスに参加しました

去る7月16日~17日の間、パシフィコ横浜にて開催された社団法人日本青年会議所サマーコンファレンスに参加して来ました。
サマーコンファレンス


オープニングのメインフォーラムでは東日本大震災の被害者に黙祷を捧げ、復興とこれから10年後の日本をテーマにパネルディスカッションが行われました。
既に報道にて知っている方も多くおられるとは思いますが、このパネルディスカッションには民主党からは野田財務大臣、自民党からは林芳正SC(影の内閣)財務大臣が出席、日本JC会頭の福井正興君も加わり、ミヤネ屋や朝ズバのコメンテーターとして知られる池田健三郎氏をコーディネーターにパネルディスカッションが行われました。

この中で野田財務大臣は復興に名を借りた野放図な財政出動ではなく、財政規律を乱さずに復興へ着手することが市場や海外からの信用性を高めると主張し、林SC財務大臣も財源を担保した復興計画でなくてはならず、財政規律を守る点からも特例法のようなものは政府主導ではなく議員立法で進めるべき、との考えが示されました。

最後に10年後の日本を見据えてどうするべきかという話になり、野田財務大臣は「日本は戦後教育の中で歴史、信仰、道徳をないがしろにしてきた。これは数値では簡単に理解できるものではなく、これらを欠如したまま、その世代の人たちが社会を担って行くことは非常に難しいのではないか。それを今からどう克服するかが問題だ。」と述べました。
また、林SC財務大臣は「今回のような大規模災害において国家システムの一部としての都市機能、例えば首都機能などをバックアップできる体制を取ることは非常に重要であり、そういった観点からも道州制を研究、推進して行くことが望ましい。」と述べました。

午後からは女優の水野真紀氏、評論家の宮崎哲也氏、尖閣沖漁船衝突動画流出事件の中心人物である元海上保安庁職員の一色正春氏らをそれぞれ講師やパネリストとした多彩なセミナーが開催され、多くのメンバーが受講しました。

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