私は今の職に就くまでに多くの職を経験してきました。漠然と気になる。向いているかもしれないと思い込み、選択したものの理想と乖離することがほとんどでした。その経験の中で気づきや学びがあり今の仕事に対してより強い覚悟をもって取り組んでいます。

子どもたちが大人になり職業を選択する際、ビジョンや目標が明確でないと自らの選択に自信が持てず思い悩む子どもたちも多いのではないでしょうか。その背景の一つとして子どもたちが様々な職業を見て、体験し、自分の憧れや目標を形成できる機会が少ないことが挙げられると考えております。当委員会の担いとしてわんぱく相撲の予選会実施のほかに未来を担う世代の育成事業があります。その事業として子どもたちに多くの学びや将来のビジョンを描いていただけるような機会を創りたいと考えております。

当委員会で1年間行う活動では将来自信をもって職業選択ができるようなきっかけを与えられるものを行いたいと考えます。将来の自分を意識する経験があることで自分と目標に向き合うことができると考えます。その過程で、自分の得意や苦手、興味や価値観に気づき、進むべき道を自ら選び取る力が育っていきます。 自分はこの道で生きていくと自信を持って決断できるような意識づくりが必要であり、そして、その未来への一歩を踏み出すきっかけを子どもたちに与えることも、青少年育成における役割であると考えております。本年度私は、100人の反応よりも、10人の覚悟を引き出せる取り組みを進めてまいります。1年間どうぞよろしくお願いいたします。

【事業計画】

1.わんぱく相撲県大会(予選会及び5月例会の実施)
2.わんぱく相撲県大会の参加
3.わんぱく相撲全国大会(男女)への参加
4.未来を担う世代の育成事業に向けた調査・研究
5.未来を担う世代の育成事業の実施(10月例会の企画・設営)