私は小千谷青年会議所に入会して三年目になります。入会一年目は、周りの仲間や組織について深く考えることなく、ただその場にいるだけで、当事者意識の欠けた人形のような存在でした。しかし、二年目の昨年に初めて役職をいただき、様々な事業に触れる機会が増えたことで、情熱をもって事業に取り組む仲間の姿を目の当たりにし、深く感動しました。私もこの組織の一員『同志』として周囲に感動を与えられる人間になりたい、そして地域に貢献できるリーダーに成長したい、と想いを新たにしました。このように自らの意識を変えることができた経験を会員に伝え、成長できる機会を用意することで新たな『同志』を拡大していきます。
 本年度、当委員会ではブランディングをテーマとして掲げさせていただきました。私の考えるブランディングとは、小千谷青年会議所会員個々の意識の変革です。組織の魅力は会員個々の魅力でもあります。人の魅力は十人十色であり、その魅力に人は引き寄せられます。客観的な自己分析を通して会員が自身の魅力に気づき、セルフプロデュース力を磨いてその魅力を伝えられるようになれば、一人ひとりが揺るぎない唯一無二のブランドとして確立されます。私たち個々の存在価値(ブランド)を高めることで小千谷青年会議所の組織としての存在価値(ブランド)を広く伝えていきます。そのうえで小千谷青年会議所として新たなブランドイメージを打ち出し、新たな『同志』の拡大へと好循環を生み出していきます。
 私たち一人ひとりの変化が、新たな自分、新たな『同志』へとつながります。まずは私たち自身が市民の皆様から信頼され、周囲に感動を与えられる魅力ある人間を目指し、共に成長しましょう。私たちは、培った知識と経験で地域社会に感動を与えることができるはずです。私自身が経験したように『感動』によって一人ひとりが成長し、新たな『同志』が自然と引き寄せられる組織となれるように邁進していきますので、何卒よろしくお願いいたします。

【事業計画】
1. 全員で取り組む、心動かす会員拡大
2. JCに対して理解を深めてもらう広報活動
3. 会員の魅力を高める例会
4. アカデミーオリエンテーションの企画・設営
5. 新入会員がJCを知るアカデミー事業
6. 2・6・11月例会の企画・設営